このウェブサイトについて

「発明ヴンダーカンマー」をご訪問いただき、ありがとうございます。
このウェブサイトでは、便利な発明や面白いアイテムについて、特徴、仕組み、使い方などを紹介します。

ヴンダーカンマーとは

ヴンダーカンマーとは、直訳すれば「驚異の部屋」という意味のドイツ語由来の言葉です。近世欧州で貴族や学者の間に流行した、貴重なものや珍しいもの、さらには奇妙なもののコレクションを収蔵する部屋を指します。

収集対象は非常に多岐にわたり、珍しい動植物、最先端の機械仕掛け、絵画、曰く付きの呪われた道具、実在が疑わしい生き物の標本まで含んでいたそうです。当時のヴンダーカンマーから怪しいものを削ぎ落とし、学術的に系統立てて分類されたものが、現在の博物館に引き継がれています。

運営者について

「発明ヴンダーカンマー」の運営者である大沢みなみは、特許調査、特許翻訳を仕事としてきました。

特許調査では、1件の発明に関する調査で、数百件の特許明細書に目を通し、内容を把握します。
一方で、特許翻訳では、数千~数万語で綴られた1件の特許明細書を、何十時間もかけて深く読み込みます。

これらの仕事を通じて、情報源としての特許明細書の面白さを感じてきました。

特許明細書とは

特許明細書は一般に、読み手として専門家以外を考慮していません。そして、法的な駆け引きの基礎となる文献であるため、厳密さを重視して記載されます。また、発明の権利範囲を広くするため、抽象的な表現が用いられます。

そのため、しばしば難解で、冗長で、煩雑で、読み手にやさしくない文章となります。

一方で、既存の製品や技術では解決できなかった課題と、それに対する発明者の解答がセットになった、興味深い資料という側面もあります。今までできなかったことが一体なぜ可能になったのか、従来品との違いは何なのか、発明者の研究の成果が端的に説明されているのです。

言うならば、特許明細書とは、問題解決のケーススタディであり、「手品の種明かし」なのです。

このウェブサイトで伝えたいこと

優れた製品の背後には、研究開発に基づく、膨大な情報があります。しかし、そのすべてが購入者にアピールされるわけではありません。

そのため、「なんとなく使い勝手がよいけれど、何がその差を生み出しているのかわからない」とか、「どういうプロセスで結果がもたらされるのか、仕組みを知りたい」というようなことが起こります。

発明ヴンダーカンマーでは、企業のウェブサイトや特許明細書に記載された情報を読み解き、ときには実際に使用した感想を加えて、製品の裏側や奥行きを紹介することを目指しています。

生活を便利にするヒントを探すため、発想の抽斗を増やすため、普段とは違う視点から日常を冒険するため、……お好みの観点から、発明ヴンダーカンマーの「収蔵品」をお楽しみください。

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